ファーストトークとは
2歳ぐらいになると、多くの子どもたちが言葉を話すようになってきます。
そして、多くの親が子どもは自然と言葉を話すだろうと思っているでしょう。
しかし、子どもの言語習得には、赤ちゃんのころからの周囲の語りかけが重要です。
そして、周囲との関わりあいが大きく影響するといわれています。
「魔の2歳児」で有名なこの時期の子どもたちはイヤイヤ期とも呼ばれます。
この時期の子どもたちは、自分で何かをしたい!という気持ちが高くなります。
しかし、それを思うように表現できません。
言葉を上手に使うことができないのです。
自分の気持ちをどのように伝えていいのかもわかりません。
子どもは伝わらないことに、イライラしてしまいます。
そして、お母さんも子どもの意思を完全にくみ取れないので、
とても疲れてしまいます。
このように子どもとの間に溝が生じて、育児を楽しめない・・・・
というお母さんも多いのではないでしょうか?
ファーストトークとは、この時期から始まる言葉によるコミュニケーションの力を養っていくための講座です。
ファーストトークでは、話せるようになることが目的ではありません。
子どもたちが自ら「言いたい!」「伝えたい!」と心に感じること、
コミュニケーションの土台となる部分の感情をしっかりと育むことを目的にしています。
子どもたちのコミュニケーションはまず、親子間から始まります。
そして、次にお友達や周囲の大人などとの関わりあって、社会性、協調性を楽しく身につけていくことができるようになるのです。
赤ちゃんが産まれたら、親子のコミュニケーションはベビーマッサージから始まります。
そして、ファーストサインへ移っていきます。さらに、ファーストトークで話すようになるころの子どもたちの「言いたい!」「伝えたい!」という気持ちを育みます!
ファーストトークは乳幼児期のコミュニケーションの土台を築くためのゴールです。
ベビーマッサージ、ファーストサイン、ファーストトークと一貫した親子コミュニケーションの実践により、ママもお子さんも一緒に成長することができます!
より子育てがゆとりのある楽しいものになることでしょう。